中国語テキストの種類と学習法
中国語のテキストには様々な種類のものがあります。
それぞれの種類と効果的な学習法を紹介したいと思います。
専門の文法書-必携か?
文法書は中国語学習者にとって必携かというとそうでもありません。もちろんテキストの内容にもよりますが、中には会話集50%文法50%と言ったものも存在するからです。
中国語の文法はさほど難しくないので100%特化したものでなくても良いでしょう。(初級)ただし文法自体は学ぶ必要があるものなので取り組まなくてはなりません。
文法学習の方法は仕組みを理解して用法を覚えるのが近道です。具体的にどんな場面で使うのか覚えて実際に例文を作るのが良いでしょう。この時には文字に書いても構いませんし言葉の形式で発するだけでも十分です。
ポイントはとにかく使って覚えるということです。
中国語は発音が難しい分、文法は割と簡単なので心配要りません。
会話集-使うことに意義がある
中国語の会話集テキストは持っていても良いかもしれませんが、文法書とも若干内容がかぶります。初級の文法書も文法を用いて会話をする練習をするからです。
もし内容が会話に特化されるているものを買うならば、その前の段階で文法書を手に入れてある程度学ぶ必要があります。それは会話表現も文法を元に成り立っているからです。
それで会話表現のテキストを使うならば、情報を取り入れる以上の発話練習が必要です。文法にしても会話表現にしてもアウトプットすることにより記憶が定着するのです。
単語帳-ジャンル別か検定対策か?
中国語の単語帳には二種類あり、生活のジャンルに分かれて単語が出ているものとキクタンに代表される検定対策です。
生活に特化したものは各ジャンルで出ているので関連付けがしやすくイラストも豊富でイメージとして覚えやすいのが特徴です。検定対策の単語帳は語彙を基準にして自分がどのレベルにいるかを把握できるメリットがあります。
検定だけに限定して話をするならば、中国語の文法で特別難しいのは多くないので単語力=検定の級と考えてくださって構いません。
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検定対策のテキスト
見出しの通り目的は中国語検定に合格することです。人によっては学習目標が検定に合格することなので最初から検定対策のテキストを用いることも一つの方法です。
どの検定についても言えることですが、検定には問題の出し方や答え方に特徴があります。それで中国語を理解すると同時に検定問題を繰り返し行なって場馴れするのがポイントです。
まとめ-学んだものをいかにアウトプットするかが大切
どの分野のテキストを用いるにしても身につけるコツは「学んだことを繰り返しアウトプットする」ことです。そうすることで記憶の定着化を図ることができるのです。
目的や用途に応じて様々な種類のテキストを使い分けましょう。