中国語でリーディング(読み取り)をする時のポイント


日本人の中国語学習者にとって一番簡単な分野がリーディング(読み取り)なのです。なぜなら私たち日本人も漢字を用いるので馴染み深いのと意味が似通っていたり同一のものも存在するからです。

その理由からして学習者の中にはさほど注意を向けない人もいるようですが、元々備わっている能力を強化することでより一層理解を深めることもできます。

ここでは読み取りのポイントをいくつか紹介します。

文章の要点をつかむ訓練をする

私が中国の大学で留学していた頃にはリーディングの授業がありました。中国で出版されているテキストにもリーディング専用の物があり、授業ではひたすら読解問題を解きながら講師の解説に耳を傾けたものです。

日本でも検定を受ける方やその準備に練習問題をこなす方たちはきっと同様の読み取りの訓練を受けることになるでしょう。

1ページまたは2ページほどある文章をひと通り読んでから各設問に答えてゆくのが基本的なスタイルです。ここで重要なのが文章の要点をつかむようにすることです。

ポイントは文章を読む際に強調している内容を探すことです。文章の内容にもよりますが事実を提示している部分と内容を強調して伝えたいメッセージが込められている部分があるはずです。

筆者が伝えたい部分がポイントになるので、そこを探せば容易に文章の意味を把握することができます。

設問の中には枝葉の部分を聞いてくるものもあります。その場合には質問の文章と似た文が本文の中に存在するので、その前後を見回すと適切な回答を見つけられるのです。

意味の分からない単語の扱い方

文章を読んでいると必ず意味の分からない単語に出くわすと思います。

該当するレベルの文法学習をしっかり行なっていれば自分の知らない単語は恐らくキーポイントではなく専門用語だったり知っている単語の類義語だったりします。

つまり1つの単語を知らないことを問題視する代わりに、その単語はとりあえず「イメージとしてとらえておく」ことをおすすめします。これができるのは漢字に馴染みがある日本人の役得とも言えるでしょう。

別の方法としては、前後の文章や意味と比較して自分なりに類推することです。これを行なっておけば単語の意味が全く分からなくなり先に進めなくなることを防げます。

その後、文章を読み進めてゆき最終的には全体的な意味がつかめていればそれで問題ありません。恐らく初めて見る単語は「枝葉」の部分でしょう。

まとめ

リーディングは大要を理解するのとピンポイントで内容を把握する練習なので、これさえできればOKです。あとは学習者の単語力と比例してどれだけ文章を精査できるかが関係してきます。

この部分は語彙を増やすことによって高めてゆきましょう。

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