中国語単語を倍速で覚える方法


中国語単語を覚える方法は様々ですし、中国語の学習レベルによっても異なるかと思います。ここでは一つ役に立つ方法として単語を倍速で覚える方法を紹介します。

実践できる部分とそうでないものがありますので必要に応じて用いてください。

2倍速―対義語を同時に覚える

覚えてゆく単語の中には対義語が存在するものがあります。

例えば「热 re4」の対義語は「冷 leng3」になります。

中国語の辞書であれば大抵は対義語が載せられているので同時に覚えることで単語量が2倍に膨れ上がります。一つずつ覚えるよりもはるかに効率的です。

先ほどの例のように「熱い寒い」であれば「今天很热⇔今天很冷」のように該当する単語のみを入れ替えても文章が成り立ちます。これは初級レベルで通用する使い方です。

ただし、ちょっと難しい意味の対義語になると単語の入れ替えだけでは文章は成り立ちません。それでどちらの単語についても例文をそれぞれ覚えられるのがベストです。(使うシチュエーションを理解しておきましょう)

数倍速―グルーピング(関連するものをまとめて)覚える方法

こちらは基準となる単語に関連付けをグループ単位で覚えるので効率は数倍になります。

例えば「银行 yin2hang2」であれば銀行に関連するものを覚えてゆきます。存款-取款-ATM机-信用卡(預入―引き出し―ATM―クレジットカード)のように自分にとってイメージしやすいものから順番に覚えてゆくのがコツです。

対義語とは異なり横並びの情報を覚えてゆくので比較的覚えやすいのが特徴です。なおかつ日常生活に関するものはグルーピングしやすいので一つ一つ覚えるよりもまとめて覚えるのが手っ取り早いです。

好奇心の強い人は早く覚えるのに有利な立場にいます。

一つの単語を覚えて満足するのではなく、関連する事柄も興味の範囲を広げてゆけばゆく程インプットされる量も増えてゆきます。

確かに学習をするうえで好奇心は重要ですね。

※アウトプットする際は意識して連想してみる

実はアウトプットも記憶を強化する助けになります。

対義語にしても関連付けにしても覚えた単語をアウトプットする時には「他の単語も意識して連想してみる」ことをおすすめします。

そうすることによって記憶は強化されてゆき徐々にイメージとして捉えられるようになります。それで覚える際にもアウトプットする際にも知識を関連付けする習慣があれば効率よく覚えられるので「倍速」になるのです。

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