中国語単語を覚えるのに”読む・書く・聞く・話す”を活用する


中国語の単語を覚えるのに基本的な4つのスキルを活用しながら行なうことができます。それは「読む・書く・聞く・話す」能力を使うことです。ここでは各スキルをどのように用いて単語を覚えられるか紹介します。

単語を読む方法とは

単語を覚えるためには主にテキストに出てくる新出単語を読むことで覚えることができます。読む際には意味を調べるだけでなく例文やどんな場面で用いれるのかも覚えます。
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「読む」という方法は目視でも行えるので一番簡単かつ便利な方法です。

しかし単に読むだけではなかなか覚えられないのも確かなので他のスキルと併せて活用する必要があります。

書く―ペンを使うかタイピングをするか

書くのは”読む”だけに比べて効果が高い方法の一つです。読む行為は「視覚」だけを用いますが、書くという行為は手を実際に動かしながら単語を認識するので覚えやすくなります。

こちらのページでも書いた通り、中国語の単語を「形」として捉えることもできるのでより一層イメージとしての印象が強くなります。

それに加えてタイピングもパソコン上に「書く」という行為の一つです。実際にペンをとって紙に書くほど印象は強くありませんがある程度の効果は見込めます。

聞いて記憶を強化する

以前に調べたり書き取りなりをして覚えた単語は「聞く」ことで記憶を強化して定着させる働きがあります。用いることのできる教材はキクタンです。

キクタンに付属しているCDは次々と単語と意味が読み上げられていきます。この時に単語の日本語の意味に訳すよりも、できれば単語→イメージとして連想できればベストです。

この時に単語を紙に書き出したりパソコンに打ち込んでも構いません。これをディクテーションと言います。

ディクテーションは聞く―書く―見るを同時に行えるのでアウトプットと記憶の強化という面において優れています。学校の授業でも採用している所もあるほどです。

ピンインを正しく発音できるレベルにあるならば、自分の声を携帯電話などに録音してディクテーションを行っても構いません。

会話をする際にはなるべく新出単語を活用してみる

もし中国語で会話をする相手がいるならば話の中にできるだけ新出単語を織り交ぜて表現することをおすすめします。

実践の場で会話表現として使えるのでより記憶を強められますし、親しい間柄であれば「この場面では使わないよ」とか親切に正してくれることもあります。

もし会話の相手がいないとしても自分で例文を作って「独り言」として声を出しましょう。特に会話できる対象のいない独学者にとってはスピーキングのレベルが疎かになりがちなので、一人でもできるだけ声に出してみるのは大切です。

ぜひ単語を覚えて定着させるために4つのスキルをバランスよく活用されてみてはいかがでしょうか。

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