中国語単語は使い方と例文を覚えるのが基本
中国語単語を覚えるきっかけとなる理由は幾つかあります。
学習にテキストを使っているならば各単元の新出単語としてかもしれませんし、自分で調べ物をしている時にたまたま出くわした単語かもしれません。
もし「リーディングのみ」が学習の目標であれば意味を調べるだけで終わっても構いませんが、大抵の場合が「会話」をすることが目的なので単語の使い方と例文も覚える必要があります。
単語と関連する場面(シチュエーション)を覚える
単語の意味を覚えて正しく発音できたとしても使う場面がよく分からないと使いようがありません。それでどんな場面で使うことができるのか考える必要があります。
テキスト内の新出単語であればテキストの課の内容や場面に注意を払います。会話テキストであればどのような流れの部分でセリフを言ってるのかに注目します。
そうすれば自分で使うときにも大体どんな場面で用いれば良いのかかが見えてきます。
この部分が上達すると「単語を覚える→試しに使ってみる」が容易に行えるようになるのでスピーキング能力が向上するのです。
例文を覚えて、できれば自分でも作り出せるようになることは大切
単語を覚える際の段階として、例文も同時に覚えるようにします。4~5語の短い例文であれば丸暗記でも構いません。(初級)例文を作る単語は恐らく動詞か形容詞になります。
この後に試しに自分でも例文を作ってみます。
自分で例文を作れるかどうかによって本当に自分が単語の意味や用法を理解しているかが明らかになります。
最初に覚えた例文と多少似通っていても構わないのでできるだけ自分でも作るようにしましょう。最初はかなり大変だと思いますが、単語学習は積み重ねなのでコツコツ頑張ると後々楽に例文が作れるようになります。
逆に例文を作る訓練をしておかないと、ある程度の単語量を覚えた時に「読んで意味は理解できても話せない、表現できない」というジレンマに陥ります。
中国語学習において「詰め込み」作業も時には悪くはありませんが、「考えて、作り出す力」を養っておかないとコミュニケーション能力は伸び悩んでしまうので頑張りたいところですね。