中国語テキスト-独学者向けのものと授業向けのもの


中国語のテキストには主に二種類あり独学で使うものと授業で使うものです。
それぞれどんな特徴やメリットがあるのか解説したいと思います。

独学者向けのもの-書店で売られているテキスト

近所の書店で売られているテキストは一般的に言って独学者向けのものです。つまり誰かに補足してもらわなくてもテキスト一冊で完結できる内容になっています。

対象は入門者(初学者)から初級レベルになっているので内容も比較的簡単です。もし独学で中国語を学び始めるようであれば選択肢の一つになります。

しかし独学で完結できるものの講師を介してのトレーニングには不向きです。もし書店にあるテキストを使って授業をしているのであればかなり内容をかみくだいて簡単にしていると思ってください。

書店で売られているものは大体高くても1,500円2,000円のものになります。それ以上高くて分厚いテキストは参考書レベルです。内容も充実おり、最初からしっかり学びたい人向けです。

もし独学で学習を進めてゆくのであれば、書店で売られている分かりやすいテキスト→参考書レベルの内容の本に移っていくとスムーズにレベルアップしてゆくことができます。

独学でテキストを使う目安にされてください。

授業向けのテキスト

授業向けのテキストに代表されるものは中国語言大学出版社が出している301テキスト等です。これらは本来中国で留学する学生が現地の大学で用いるテキストです。

日本でもAmazonなどで探すと簡単に見つかります。301テキストは私も持っており特におすすめする一つですが、あくまでも人から教えてもらうためのものです。

テキストの内容や構成は講師の解説や補足があって十分に理解できるからです。しかし独学で使おうとすると難しく感じますし精彩に欠けている印象を受けるでしょう。

それで「授業向けのテキスト」と言うのは誰かに補足やトレーニングをしてもらうのが前提になっているのを覚えておきましょう。中国語で出版されているものなのでネイティブに教えてもらうとより効果を発揮しやすいようです。

学習者がどんなタイプの学び方をするかによっても使うテキストが異なるので、購する前に学習の方向づけを決めておくことをおすすめします。

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