個人で中国語の教室やサークルを開設する方法


もし地方に住んでいて中国語教室に通える環境ではなくても勉強したい方や仲間と一緒に学んでみたい方は先生をお招きして中国語の教室やサークルを開設することも可能です。

今後、私が地方に移り住む機会があったら実現してみたい計画というか妄想というのか分かりませんが、自己責任の上で参考にされてください。

場所と学びたい人たちの確保

まず重要なのが場所の確保です。

地方に住んでいるとあまり問題にならないかもしれません。なぜなら地方や田舎の地域は公民館や集まれる施設は比較的多いからです。

費用も安く1回500円とかほとんど無料に近い形で借りることができます。もし自宅に数人集まれるスペースがあれば自宅を教室代わりにすることもできるでしょう。

しかし面識のない人も家にあがったり、起こるかもしれないトラブルの事を考えると公民館などの公の場所で集まるほうが無難です。

学びたい人の確保はまず家族や親しい友人などを誘うことができます。最低でも3人はいると良いでしょう。あまりにも人数が少ないとモチベーションが下がるので常にこのくらいの人数は必要です。

既に退職されている方たちのサークルであれば週中の平日でも可能なので、興味さえあれば人集めはさほど難しくないと思います。

先生の確保

この部分が一番難しいのではないかと思います。

知り合いに中国人がいれば直接お願いすることもできますが大抵の方はいないと思います。この点は自治体の力を借りることができるかもしれません。

自治体は自分の町や村にどれだけ中国人が住んでいるか把握しているので、個人情報も関係はありますが田舎だと「〇〇さんちのお嫁さんは中国人だよね」とか結構筒抜けです。

そうではなくても中国語のサークルを作る目的であれば中国人とコンタクトを取ってくれる可能性もあるでしょう。この部分は田舎の方が融通がきくと思います。

先生の候補ができたらならば早速交渉します。

サークルといえども人をお招きして教えてもらうので謝礼は必須です。人によっても異なりますが1時間1,000円位の割でお願いすればOKでしょう。

先生を選ぶコツは「普通語を話せること」と「人の良さ」です。

中国人でも人によっては訛りがかなりキツイ人もいます。日本に住んでいる中国人の多くが東北3省から来ているので発音はほとんど問題ないと思いますが・・

人がいい人を選びましょう。相手の方が以前に中国語を教えたことがないとしても人が良ければ親切に教えてくれるので、それなりに中国語は身につきます。

一方、性格の悪い人は止めておいた方が良いでしょう。
理由は言うまでもありませんが・・

合意事項や詳細を事前に決めておく

先生への謝礼やサークルに参加する人が払う費用など、金銭が関係する部分は全て書面にしておきます。重要な部分は合意書のサインをしてもらうと安心です。

さらに週のどの時間に授業を行なうのか、生徒/先生が休んだ時の振り替えや授業料などについても全てルールを作り明文化します。目的は誤解やトラブルの回避です。

例えば週一回(1.5時間)を毎月4回行なうとします。時間あたり1,000円のお礼を支払うのであれば1,500円×4回=6,000が必要になります。それに公民館の費用500円×4回=2,000円(仮の話です)

合計すると8,000円、毎回4人参加するとして÷4=2,000円で毎回の授業を500円で受けられることになります。確かに格安ですよね!

それに授業料のもらい損ねを防ぐために学期制にしても良いと思います。例えば3月から7月までの期間を授業にして前払い制にするとかです。色々試行錯誤できる部分だと思います。

代表者は管理運営などの手間はありますが、年配者などの「時間はあっても機会がない」方であるならば十分に活用できるのではないでしょうか。

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