中国語リスニング力を高めるために受容力を増やす
前の記事でも書いたように中国語のリスニング力を高めるには脳の中国語に対する受容力を高めてゆく必要があります。では、どのようにして高められるのでしょうか。
中国語のイメージ化は重要
ポイントになるのは聞き取る中国語をどれくらいイメージとして捉えられるかということです。一つ例をとってみましょう。
例えば「ハンバーグ」と聞いたら何を連想するでしょうか?
恐らく上のような写真を連想するのではないでしょうか?
ここで「ハンバーグとは何か?」と
挽肉に塩とタマネギ等のみじん切りと胡椒等の香辛料を加え、パン粉を混ぜ、こね合わせたものを楕円形に整形して焼いた料理。(一部を抜粋)
資料参考:ウィキペディア:ハンバーグ
ハンバーグの定義について思い起こす方はいないと思います。
中国語も同様なのです。
単語の意味を知っているだけでは不十分
文章の基本となる単語を聞いて何を連想するかは重要です。ある人たちは単語を多く覚えていてもそれに比例してリスニング力が高くなければ単語のイメージ化が不十分と言えるでしょう。
それで単語を覚える際に単に意味や漢字、そして発音を覚えるだけでなくできるだけイメージも捉えるようにするのがポイントです。極端な話、名詞であれば中国語単語→該当する写真だけでも十分です。
これは日本語を介さなくても覚えられることの証拠です。
もちろん辞書を使うのは間違いではありませんし必要なこともありますが、リスニングの観点で考えると意味を知ることだけで終わらせないというもの重要です。
それで学習者は自分が知っている単語をどれだけ素早くイメージ化できるか試してみるとよいでしょう。
使うことによって脳の受容力を高める
脳の受容力を高める上でアウトプットは既に脳に収められてる記憶を強化する助けになります。逆説的になりますが「自分が話せることは聞き取れる」のです。
新しく学んだ単語や慣用句、文法や会話表現はできるだけ早く使うようにしましょう。そうすることで記憶を定着化させることができます。そして使い続けましょう。
これらを総合して行なってゆくことでリスニング力を高めることができます。聞いた事柄を日本語を介さずに脳にまで達することができるようになります。
脳の受容力が強まってゆくと相手が話す事柄を長く、そして多く脳の一時的領域の部分に収められるようになります。ぜひ試してみることをおすすめします。