中国人との会話でリスニング力を鍛える方法


中国語学習者の中には中国人と話ができる環境にある方もいるかもしれません。マンツーマンレッスンでは行なう内容が決められていると思うので、例えばフリートークや雑談の時にどのようにリスニング力を鍛えることができるでしょうか。

相手に多くしゃべってもらうのがコツ

こちらがリスニング力を鍛えたいので相手に多くしゃべってもらう必要があります。コツは質問を多く用いることです。いわゆる5W1Hを活用することです。

  • 誰が(谁)
  • いつ(什么时候)
  • どこで(哪里)
  • 何を(什么)
  • なぜ(为什了)
  • どのように(怎么)
  • 上記の疑問詞を使うだけでかなりの情報を聞くことができます。
    もちろんテキストに載っている定型文でも構いません。

    しかし情報を聞くだけでは面白くないので時折「你觉得怎么样?」(=あなたはどのように感じていますか?)と聞くと相手の考え方や感じ方を聞き出すことができます。

    中国人は基本的に自分の考え方を表現するのが好きなので、親しい間柄であれば色々と話してくれるに違いありません。目的はリスニング力を鍛えることなので注意深く聞きましょう。

    意味が分からない場合/内容を確認するために遠慮なく聞こう

    たくさんの事を話してくれたとしても意味が分からないと効果も半減してしまいます。それで時折「◯◯是什么意思呢?」(=◯◯は何の意味ですか?)と聞いてみましょう。

    自分の知らない単語について相手が中国語で説明をしてくれるので絶好の学習の機会となります。一つ一つ教わるだけでなく可能であれば自分でもその単語を使ってみると早く覚えることができます。

    リスニング力を鍛えるために聞くことには単語の意味だけでなく話している全体の内容もつかみ取る必要があります。相手の話を一段落聞いたならば自分の理解と相手が言いたかった事が本当に一致しているか確認します。

    你说的意思是◯◯吗?

    ◯◯の部分は自分が聞いた内容を簡単な単語や文章にまとめたものです。

    もし合っていれば肯定の答えが返ってきますし、そうでなければ相手もどこが聞き取れないないのか大体分かる(中国人ですから)ので少し踏み込んで説明をしてくれるでしょう。

    このようなやり取りを繰り返してゆくと中国語のリスニング力を十分に鍛えることもできます。相手ともより深く知り合えることができるので仲も良くなり一石二鳥です。

    もちろんずっと相手の事ばかりを聞いているとインタビューっぽくなってしまうので適当に自分の事や考えも相手に伝えるのも大切です・・

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