中国語のリーディング-音読と黙読の2種類
中国語のリーディングには主に2種類あり、音読と黙読です。
音読、つまりテキストの朗読に関してはこちらのスピーキングの項目でも触れている通り言葉をアウトプットすることにもなるので発話力の向上にもつながります。
繰り返し音読したり、時には自分の音声を録音してみると発音のクセを見つけやすく改善にもつながります。講師や他の人に指摘されるよりもある意味率直なアドバイスとなることでしょう。
音読の効果性についてはスピーキングの項目でも触れていますので、このページでは主に黙読について詳しく分析してゆきたいと思います。
テキストの黙読-情報収集と読解力のトレーニング
テキストや中国語の黙読には様々な効果がありますが情報収集はその一つです。
テキストを読むことで中国語や自分が携わっていることに関しての情報を取り入れることができます。できれば中国に直接関係するものが良いでしょう。
旅行や人々の生活のジャンルであれば学習者も比較的興味を向けやすいかもしれません。自分の興味のある分野であれば知識をスムーズに吸収することができるので効果の上がりやすい方法です。
黙読をしつつ、分からない単語が出てきたら辞書を使って調べてゆきます。リーディングを通しても語彙力を増やしてゆくことができるので試してみましょう。
語彙があるとそれだけ話すときや書く時に多くの表現ができることになります。
読解力に関しても文章の全体を軽く概観するだけでなく、できるだけ精読することによって文章からの理解力を強めることができます。この点は日本人学習者にとってさほど問題とならないでしょう。
まとめ
リーディングは主にインプット作業になりますが、単語力を含め他のスキルとも密接につながっています。特にスピーキングやライティングと言ったアウトプットの材料にもなりますので定期的に行いましょう。